オール電化って実際どう?地震で停電だと詰むよね。オール電化はやめたほうがいいかな?
大地震が発生すると電気やガス、水道などのライフラインは停止してしまうと言います。
これは2011年に発生した東日本大震災を始め、熊本地震や神戸淡路大震災の時でも同じことが起きているわけです。
当然ではありますが、災害の規模に応じて復旧までの日数は異なりますが、熊本地震の時を例にすると、電気は1週間である程度復旧、水道も1週間でほぼ改善、ガスにおいては2週間を要したと言われています。
東日本大震災の時では、電気は1週間、水道は3週間。
ガスは5週間など規模に応じて復旧までの期間は異なるわけですが、電気は比較的早期に復旧が見込まれると言っても良いでしょう。
停電になると大変なことになる
しかしながら、電気が1週間使えないとなると、普段使っているエネルギーですから不便な生活を強いられてしまうことになります。
オール電化住宅などの場合は、すべてが電気エネルギーに頼っているわけですから停電になると大変なことになりかねません。
オール電化住宅の中には太陽光発電設備を導入している場合、ライフラインが停止していても日中は発電を続けることができるため、冷蔵庫を使えるテレビを見て情報を集めることも可能にします。
オール電化住宅は震災になると大打撃を受けるイメージを持つ人も多いかと思われますが、復旧までの日数を考えた場合、ガスを併用する住宅よりも生活への支障は1週間などで改善されることになります。
一般的に、ガスの復旧までは日数を要するものの電気の復旧は早いのでオール電化にしておけばガスを使いませんので、調理を行うこともできるメリットがあります。
太陽光発電は夜間は発電ができないので、停電になってしまいますが、仮に蓄電池などの設備を導入している場合、夜間照明の電気を日中蓄積しておくこともできる、1週間の停電も太陽光発電があれば生活への支障も最小限で抑えることができるメリットもあるわけです。
ちなみに、鳥取地震では翌日に電気が復旧、大阪北部地震は3時間の停電で回復したなど、電気の回復は比較的早いようです。